「牛乳が身体にいい」は勘違い?日本人に合った食生活とは
「牛乳はカルシウムが豊富で健康に良い」と思っていませんか?実は、日本人の体質には牛乳が合わないことが多いのです。今回は、その理由についてお話しします。
①日本人は農耕民族
日本人の食文化は、古くから米や野菜を中心とした農耕民族型の食生活です。欧米のように肉や乳製品を多く摂る文化ではなく、発酵食品や魚を摂ることで必要な栄養を補ってきました。そのため、乳製品を消化する機能が発達していない人が多いのです。

②なぜ牛乳を飲むようになったのか?
牛乳が日本で普及し始めたのは戦後のこと。欧米の食文化を取り入れる中で、学校給食に牛乳が導入されました。しかし、もともと乳製品を摂る文化がなかった日本人にとって、牛乳は必ずしも必要な食品ではありませんでした。
これはなぜ牛乳が日本に入ってきたのか、歴史を見ればわかります。

③日本人に牛乳を吸収するラクターゼはない
牛乳には乳糖(ラクトース)が含まれていますが、日本人の多くはこの乳糖を分解する酵素「ラクターゼ」の分泌が少ない、またはほとんどありません。
この事実を知らずにカルシウムが必要だからと言って牛乳を飲み続けるとお腹がゴロゴロしたり、消化不良を起こしたりする人が多いのです。

じゃあ、カルシウムはどう摂る?
牛乳を飲まなくても、カルシウムは小魚、海藻、豆類などから十分摂取できます。特に、日本人にとって馴染みのある発酵食品(納豆や味噌など)は、栄養の吸収率を高めてくれるためおすすめです。
まとめ
身体に合わない牛乳を摂ることで、自律神経にどう影響するのか?
合わない物を取ることで、腸が固くなり、背骨が固くなり神経伝達が滞り 様々な症状につながります。 さらに腸が固くなることで免疫力の低下、アレルギーが増加します。
✅ 日本人はもともと乳製品を摂る食文化がなかった
✅ 牛乳の乳糖を分解する酵素「ラクターゼ」を持っていない人が多い
✅ カルシウムは魚や豆類から効率よく摂取できる
牛乳が体に合わないと感じている方は、日本人の体質に合った食事を意識してみましょう!