めまい・ふらつきは頸椎が重要
「立ち上がるとフラッとする」「歩いているとバランスを崩しやすい」——こんな症状に悩んでいませんか?
実は、めまいやふらつきは頸椎(首の骨)のバランスと深く関係しています。今回は、頸椎とめまい・ふらつきの関係について解説し、改善のためのポイントをお伝えします。
① 頸椎と目の神経的なつながり
頸椎には、目の動きを調整する神経が通っています。首のバランスが崩れると、目のピント調節や視界の安定性に影響し、めまいやふらつきを引き起こすことがあります。
特に、長時間のスマホ・パソコン作業は首に負担をかけ、神経の働きを乱しやすくなるため注意が必要です。
✅ 目の疲れを感じたら首のストレッチを取り入れる
✅ デスクワーク中はこまめに休憩をとる
首の負担を減らすことで、目の安定性が改善し、めまいの軽減につながります。

② 頸椎とバランスのつながり
私たちの体は、三半規管(耳の中のバランスを保つ器官)、目、筋肉や関節の感覚を通じてバランスを取っています。
その中でも、頸椎の状態が三半規管の働きをサポートしていることが重要なポイントです。
頸椎の歪みや緊張があると、バランス感覚が乱れやすくなり、ふらつきやすくなります。
✅ 首を軽く回したときに違和感がある場合は要注意!
✅ 首の位置を整えることで、バランス感覚が向上する
頸椎を正しい位置に保つことが、安定したバランスの維持につながります。

③ 体幹の安定性がカギ
首だけでなく、体幹(お腹や背中の筋肉)が安定しているかどうかも重要です。
特に重要なのは腸腰筋です。
体幹がしっかりしていないと、姿勢が崩れやすくなり、頸椎に負担がかかることでめまいやふらつきを引き起こします。
✅ 腹式呼吸で体幹を意識する
✅ 背筋を伸ばして姿勢を整える
体幹を安定させることで、首への負担を減らし、めまい・ふらつきの予防につながります。

まとめ
めまいやふらつきの原因は、単に耳や自律神経の問題だけではありません。頸椎のバランスが崩れると、目や三半規管の働きに影響を与え、バランスを崩しやすくなるのです。
✅ 首のストレッチで目の負担を軽減
✅ 頸椎の位置を整えてバランス感覚を向上
✅ 体幹を鍛えて姿勢を安定させる
これらを意識することで、めまいやふらつきの改善につながります。日常生活の中でできることから始めてみましょう!