乳糖不耐症ってご存知ですか?

「牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする」「子どもが牛乳を飲むとお腹をこわす」——
そんな経験はありませんか?
実はそれ、乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう) という状態かもしれません。
今回は、オステオパシーの視点から「牛乳と身体の関係」をわかりやすく解説します。


① 牛乳は日本人には合わない(特に小児には注意)

乳糖不耐症とは、牛乳などに含まれる 乳糖(ラクトース) を分解する酵素「ラクターゼ」が少ないことで起こります。
日本人は欧米人に比べ、この酵素を持つ人が少なく、7〜8割の人が乳糖不耐症の傾向 にあるといわれています。

特に注意が必要なのが 小児(子ども) です。
成長とともにラクターゼの分泌量は自然に減少していくため、
「小さい頃は平気だったのに、最近お腹をこわすようになった」というケースも珍しくありません。

お腹が張る・下痢・ガスが溜まるなどのサインは、“身体からのメッセージ”。
合わない食べ物を“無理に栄養”として摂ることは、腸への負担となり、
結果的に免疫や自律神経にも影響を及ぼします。


② 特に子どものアレルギーには腸内環境が大事

近年、子どものアレルギーやアトピー、花粉症が増えている背景には、腸内環境の乱れ が関係しているといわれています。
腸は「第二の脳」とも呼ばれ、免疫の約7割を司る重要な臓器です。

腸が炎症を起こしていたり、消化吸収がうまくいかない状態が続くと、
食べ物やストレスに過敏に反応しやすくなります。
これは単に栄養の問題ではなく、身体全体のバランスの乱れです。

オステオパシーでは、腸を“体の中心的な臓器”としてとらえ、
筋膜・内臓・神経の連動を整えることで、腸の働きを取り戻していきます。
腸の動きが良くなると、体温・免疫・感情の安定にも良い変化が起こります。


③ 自律神経とも関係!

腸と脳は神経で密接につながっており、これを「腸脳相関」といいます。
腸内環境が乱れると、自律神経も不安定になり、
イライラ・不眠・頭痛・倦怠感といった不調につながります。

逆に、自律神経が乱れていると腸の動きも悪くなり、
便秘や下痢などが続く——まさに“心と身体の悪循環”です。

長岡京市の整体院「ナカムラ接骨院/整体院」では、
オステオパシーの考えに基づき、腸や内臓の動き・神経の流れ・姿勢のバランスをやさしく整えます。
「腸から整える」アプローチで、自律神経の安定と自然な回復力を高めていきます。


📍 長岡京市で整体・整骨院をお探しの方へ
乳糖不耐症・アレルギー・自律神経の乱れなどでお悩みの方は、
ナカムラ接骨院/整体院で一度、身体全体のつながりを見直してみませんか?
オステオパシー の哲学に基づいた全身アプローチで、
“根本から整う身体”を一緒に育てていきましょう🌿


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