連休明けに体調で注意する事
ゴールデンウィーク明け、多くの方が「なんだか体がだるい」「寝ても疲れが取れない」と感じやすくなります。これは、自律神経の乱れによる影響かもしれません。
① 自律神経の疲労
連休中は、普段とは違う生活リズムになりがちです。夜更かしや睡眠の乱れ、旅行や人混みでのストレスなどが重なると、自律神経が働きすぎて疲弊してしまいます。自律神経は、体温や内臓、ホルモンバランス、睡眠などに深く関わっており、疲れが溜まると不眠・倦怠感・イライラ・めまいなど様々な不調が現れます。特に最近多いのは食いしばりです。

② 普段しない動きや動作での腰痛
旅行や家族サービスでいつもより長時間の運転をしたり、草むしりや片付けなど普段しない動きをしたりすると、筋膜が硬くなり、腰の深部に負担がかかって腰痛を引き起こすことがあります。特に、もともと姿勢に癖がある方は、疲労が溜まりやすい傾向にあります。

③ 歩きすぎての足・膝の痛み
テーマパークや観光で長く歩くと、足底から膝にかけての筋肉や関節に負担がかかります。これも筋膜や骨格のバランスが崩れていたり、足根骨(足の骨の並び)の歪みがあると、負担が偏り痛みが出やすくなります。膝だけでなく、股関節や腰に波及することもあるため注意が必要です。

これらの不調は、一時的なものではなく、普段の生活での体の歪みやストレスの“貯蓄”が連休によって表に出たサインです。連休明けこそ、体をリセットするチャンスです。慢性化する前にケアを始めましょう。