GWに注意する事 〜連休明けに体調を崩す前に〜

ゴールデンウィークが明けると、「腰が痛い」「頭が重い」「体がだるい」といった不調を訴える方が毎年増えてきます。
これは、GW中の過ごし方によるものだけでなく、普段の生活の中で積み重なった“ゆがみ”や“ストレス”が一気に表面化するタイミングでもあるからです。

日頃は気づきにくい小さなズレや負担が、連休という非日常の刺激であふれ出してしまうのです。


①交通事故による不調

長距離の移動や渋滞のストレスで集中力が落ちやすくなる連休中は、交通事故も増える傾向にあります。
特に軽い接触でも「むち打ち症」になることがあり、首だけでなく背骨全体に一気にストレスがかかるため、自律神経の乱れにつながることも。
事故直後に自覚がなくても、数日後に頭痛や吐き気、倦怠感が出ることもあるので、念のため早めに医療機関を受診しましょう。


②普段しない動きでの腰痛

旅行やレジャー、模様替えなど、日常とは違う動きや姿勢をとる機会が多いGW。
特に前かがみや中腰の姿勢が続くと、筋膜や関節が硬くなり、腰に大きな負担がかかります。
筋膜は神経とも深く関わっており、その緊張が自律神経の乱れにつながることもあります。
もともと蓄積していたゆがみや疲労が、連休中に増えた動きで爆発する、というイメージです。


③歩きすぎ・立ちっぱなしによる足・膝の痛み

たくさん歩いたり長時間立ちっぱなしになったりすると、足のアーチが崩れて足根骨にゆがみが生じます。
この影響は膝、腰、背中へと広がり、やがて体全体の不調や自律神経の乱れにもつながります。
「GW明けから足が重い・膝が痛む」と感じる方は、その痛みが“足”だけに原因があるわけではないと考えてみましょう。


【まとめ】

これらの不調は、単なる一時的な疲れではなく、普段の生活習慣によって蓄積されたゆがみやストレスが引き金になっていることが多いのです。
「なんとなく体調が悪い」「疲れが抜けない」と感じたら、ぜひ早めのケアを心がけてください。
身体と自律神経の両面から整えることで、スムーズに日常へ戻れるようサポートできます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です