姿勢を作っているのは『筋膜』

〜自律神経との深いつながり〜

「姿勢が悪いと言われるけど、どうすればいいのかわからない」「肩こりや腰痛がなかなか良くならない」──そんなお悩みの裏に“筋膜”の問題が隠れているかもしれません。

①筋膜はただの膜ではない

筋膜とは、筋肉・骨・内臓・血管・神経など、全身をくまなく包み、つないでいる薄くて強靭な膜のことです。ただの膜ではなく、身体の構造を支える「ボディスーツ」のような役割を担っています。

姿勢が崩れると、この筋膜のどこかが引っ張られたり、縮んだりして、全体のバランスを崩してしまいます。筋肉をいくら鍛えても、筋膜が硬いままだと根本的な改善にはつながらないのです。

②筋膜は動きを感じる固有受容器

筋膜には「固有受容器」と呼ばれる感覚センサーが豊富に存在し、身体の動きや位置を脳に伝えています。つまり、筋膜は“感じる器官”なのです。

この感覚が鈍っていると、無意識のうちに身体に負担のかかる姿勢を取り続けてしまい、自律神経にも悪影響を及ぼします。逆に、筋膜の柔軟性と感度が高まると、正しい姿勢を保ちやすくなり、自律神経も整いやすくなります。

③筋膜は記憶する

実は、筋膜には“記憶する”性質があります。ケガやストレス、不良姿勢が長く続くと、筋膜はその状態を「正しい」と勘違いして固定化してしまうのです。

それが慢性的なコリや痛み、自律神経の乱れの原因になることも。だからこそ、定期的に筋膜をリリース(解放)し、身体のパターンをリセットすることが大切です。


まとめ
筋膜は姿勢や自律神経に深く関わる大切な組織です。
✅ 姿勢が気になる
✅ いつも疲れている
✅ リラックスできない
そんな方は、筋膜の状態にアプローチする施術をぜひ体験してみてください。
きっと身体が軽く、呼吸もしやすくなるはずです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です