身体を緩めるために~ストレッチよりも呼吸を深くしよう~

① ストレッチで筋肉がやわらかくなるわけではない

「毎日ストレッチしているのに、全然やわらかくならない…」そんな経験はありませんか?
実は、筋肉そのものは“伸びる”構造ではないのです。筋肉の役割は収縮(縮むこと)であり、伸びるようにできているのは筋膜という薄い膜の部分。ストレッチで感じている“伸びている感覚”は、筋膜の伸張や神経の反応によるもので、筋肉を直接やわらかくしているわけではありません。

② 身体をやわらかくするためには副交感神経を使う

ではどうすれば本当に身体がやわらかくなるのか?
答えは「リラックス」にあります。
筋肉は交感神経(緊張モード)が働いているときに収縮しやすく、逆に副交感神経(リラックスモード)が優位になると自然にゆるみます。無理に引っ張るよりも、呼吸を深くして“副交感神経を働かせる”ことが、結果的に身体をやわらかくする最短ルートなのです。

③ もっとも重要なのは呼吸の深さ

呼吸は、私たちが無意識に行っている中で最も生命に直結する働きです。数分止まるだけで命に関わるほど重要であり、それだけ身体のすみずみに影響を与えています。
深い呼吸をすることで、全身の筋膜や内臓がわずかに動き、循環や神経のバランスも整います。つまり、**呼吸が浅いままではいくらストレッチをしても“芯からは変わらない”**ということ。

長岡京市で整体をお探しの方へ。当院では、オステオパシーの考えに基づき、「筋膜」「呼吸」「自律神経」を一つの流れとして整えます。身体がゆるむ感覚を、ぜひ体験してみてください🌿

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