めまい・耳鳴り・頭痛を改善するための骨の柔軟性
「めまい」「耳鳴り」「頭痛」などの自律神経の不調でお悩みの方。実は、骨の柔軟性が深く関係しているのをご存じでしょうか?
オステオパシーでは、体全体のつながりを重視し、骨の状態を自律神経に影響を与える重要な要素としてとらえています。
① 骨の生理学
骨というと「固いもの」というイメージがありますが、実際には血管や神経が豊富に通っており、**絶えず再生・代謝を行っている“生きた組織”**です。呼吸や循環、姿勢などにも関与しており、全身の調和にとって非常に重要な役割を果たしています。

② 骨の役割
骨は単に体を支えるだけでなく、脳や内臓、神経を守り、情報を伝達する経路にも関係しています。たとえば、頭蓋骨の柔軟性が失われると、脳脊髄液の循環が滞り、自律神経の働きに悪影響を与えることがあります。
特に耳や頭部まわりの骨の動きが制限されることで、耳鳴りやめまい、頭痛などの症状が出ることがあるのです。

③ 構造と機能の密接な相互関係
オステオパシーでは、「構造(骨や筋膜)と機能(内臓や神経の働き)は相互に影響し合う」という考えを大切にしています。
骨がわずかにでもゆがんだり硬くなると、その周囲の血流・リンパ・神経の流れに影響を及ぼし、結果として自律神経の不調につながることがあるのです。
逆に、骨や頭蓋の柔軟性を取り戻すことで、本来のリズムや循環が整い、症状が緩和していく可能性があります。

当院では、骨・筋膜・神経にアプローチするオステオパシーの手法で、根本から自律神経の不調を改善へと導きます。つらい症状でお悩みの方は、まずご相談ください。