自律神経に対するオステオパシーの施術
「病院では異常がないと言われたけど、どうしても体がしんどい…」
そんな方に知ってほしいのが、オステオパシーの哲学に基づいたアプローチです。
① 骨の生理学
オステオパシーでは骨を単なる構造としてではなく、「生理的に活動する組織」と捉えます。
骨には血管や神経が豊富に分布し、代謝や免疫にも関わる大切な器官です。
骨のわずかな歪みや可動性の低下は、そこを通る神経や血流に影響を与え、自律神経にもストレスを与えてしまいます。

② ファシア(筋膜)のつながり
ファシアは筋肉だけでなく、内臓・神経・血管など全ての組織を包み、つなげているネットワークです。
自律神経は内臓や血管、筋肉に信号を送る役割をしているため、ファシアの緊張や歪みがあると、その神経伝達が乱れる原因になります。
つまり、ファシアの調整は、自律神経の働きを整えるうえでとても重要なのです。

③ 構造と機能の密接な相互関係
オステオパシーの基本的な考え方の一つに「構造と機能は互いに影響し合う」という原則があります。
背骨や骨盤、肋骨の位置や動きの悪さがあれば、そこを通る神経や血管の機能も低下し、結果として自律神経のバランスも乱れてしまいます。
逆に、構造を丁寧に整えることで、自然と体の機能が回復してくるのです。

自律神経の不調は、体の内側からの「助けて」のサインかもしれません。
表面的な症状だけでなく、全身のバランスや内部のつながりに着目するオステオパシー的アプローチで、根本からの回復を目指しましょう。

