耳なりを改善する為に自分でできること
〜オステオパシーの視点から〜
「キーン」「ジーッ」といった耳なりに悩まされ、検査では異常なし…でもつらい。
そんな方こそ、自律神経と身体全体のつながりに注目してみましょう。
オステオパシーでは、「体はすべてつながっている」という哲学のもと、全身のバランスを整えることで症状の改善をめざします。
① 足の指とアーチ機能をしっかり使う
なぜ足が耳なりに関係するのか?考え方はシンプル、足は“身体の土台”。
足のアーチ構造(内側・外側・横)が崩れると、足首→膝→骨盤→背骨→首へと影響が連鎖し、首や頭の緊張・歪みを生む原因になります。
その結果、耳周囲の血流が悪くなり、耳なりの一因に。
まずは裸足で過ごしたり、足指を使って歩いたりすることから始めましょう。

② 首の緊張が続かない『座り方』
スマホやPC作業による「うつむき姿勢」が続くと、首周囲の筋膜が緊張し、耳や後頭部を引っ張ります。
特に首の一番上、環椎(C1)と後頭骨の動きが悪くなると、自律神経の働きにも悪影響が出やすくなります。
理想は、骨盤を立てて座ること。
背筋を無理に伸ばすのではなく、骨盤を立てる為に坐骨をつける。自然な姿勢が保てる椅子やクッションを活用するのは正しい姿勢ができてから、です、多くの方は姿勢が保てないから椅子やクッションを使用されますが、逆です。なぜなら今までのクセのまま使用する事でへたって来ると同じ姿勢になるからです。

③ 肋骨をしっかり動かす
実は、耳と関係が深いのが「胸の環境」です。
肋骨が固まり、胸郭が広がりにくくなると、呼吸が浅くなり、横隔膜の動きが悪くなって自律神経や血流に影響します。
オステオパシーでは、肋骨や胸郭の可動性を回復させることで、呼吸や循環の質を改善し、耳の症状の軽減にもつなげていきます。

耳なりは耳だけの問題ではなく、全身のバランスの結果として現れているサインかもしれません。
日常生活の中にある“小さな習慣”を変えることで、あなたの身体はもっとラクになります。
まずは、自分でできるケアから始めてみましょう。

