耳が詰まった感じと肩こり

① 耳のつまり感と肩こりの密接な関係
肩・首の筋緊張は、あご周りやのど奥(耳管)へと続く筋膜を介して耳の換気・排液の働きを鈍らせ“耳が詰まった感じ”を招きやすくします。緊張が強いほど交感神経が優位になり、血流やリンパの巡りも低下。オステオパシーの考えでは「からだは一つ」──肩こりの改善が耳の違和感の軽減につながることがあります。

② 側頭骨は問題を起こしやすい
耳を収める側頭骨は、あご・後頭骨・首・胸郭と連動して動きます。食いしばり、スマホ姿勢、慢性的な肩こりでこの連動が硬くなると、中耳・内耳周囲の“通り道”が狭くなりやすい。やさしい手技で胸郭・頸椎・側頭骨の滑らかさを回復させることが鍵です。

③ 平衡感覚は耳だけで決まらない
バランスは三半規管だけでなく、足部のアーチ・膝・骨盤・姿勢からの情報で成り立ちます。足元が不安定だと頭位を補正するため上部頸椎や顎関節に負担がかかり、頭の関節が歪み“耳のつまり感”が長引くことも。鼻から吸って長く吐く呼吸、鎖骨周りをやさしく撫でる、足指のグーパーと散歩を日課に。長引く場合は耳鼻科の受診を併用してください。長岡京市 整体をお探しの方は、全身連動を整えるオステオパシーで“通りのよい身体”づくりを。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です