自律神経と肩こりの関係
長岡京市でも「肩こりがひどい」「首が重い」「マッサージしてもすぐ戻る」というご相談が増えています。
肩こりというと“肩の筋肉”の問題と思われがちですが、実は本当に負担がかかっているのは 首のつけ根にある筋肉と神経の集まる部分 です。
① なぜ肩がこる?
“肩こりの本丸”は、肩そのものではなく 肩甲挙筋(けんこうきょきん) という筋肉です。
この筋肉は、首の骨(頸椎)から肩甲骨の内側に向かって伸びており、ストレス・姿勢の乱れ・育児の疲れなどで真っ先に緊張します。
さらに、そのすぐ近くには腕へ向かう神経が束になった 斜角筋(しゃかくきん)周囲のエリア があり、ここが硬くなると肩こりだけでなく頭痛・息苦しさ・手のしびれにもつながります。
西洋医学では湿布・痛み止め・筋肉へのアプローチが中心ですが、神経の緊張が残ったままだと再発しやすいのが現実です。

② 肩が凝る原因は様々
「筋肉が硬いから肩がこる」という考えは半分正解ですが、
実際には 筋肉に硬くなれと指令を出しているのは神経 です。
この“神経の過緊張”を落とさない限り、どれだけほぐしても元に戻ります。
オステオパシーでは、肩甲挙筋や斜角筋だけでなく、
筋膜・内臓の動き・頭蓋骨の硬さ・自律神経の働き まで含めて全体を評価し、本当の原因を探します。

③ 重要なのは肩そのものではない
肩こりの根本原因は、多くの場合肩以外にあります。
例えば:
- 足の歪みや歩き方による全身のバランスの崩れ
- 胸郭の硬さによる呼吸の質の低下(横隔膜が働きにくい)
- 視覚ストレスや頭蓋の緊張による自律神経の乱れ
これらが肩甲挙筋や斜角筋に負担をかけ、慢性的な肩こりをつくります。


