薬が効かなくなるのはなぜ?
自律神経の不調は全身にまたがるため、「前は効いたのに最近は効かない」と感じやすくなります。オステオパシーの視点で3つに整理します。
① 構造の問題

関節や筋膜が歪むということは、そこを走る血管や神経も“ねじられる”ということ。循環や神経伝達が弱まると、薬が届きにくく効き目も安定しません。胸郭・横隔膜・骨盤・頭頸部をやさしく整え、体液の流れを回復させることが土台づくりになります。
② 内臓の問題
自律神経の乱れは胃腸の動きや肝臓での代謝にも影響します。吸収が落ちたり、解毒が滞ると同じ量でも効き方がばらつきます。横隔膜や腸間膜の緊張をほどき、深い呼吸と内臓の滑走を取り戻すことが鍵です。

③ 長期服用のリスク
同じ薬の継続は“慣れ(耐性)”を招きやすい一方で、やめ方にも注意が必要です。薬が効いている間に、呼吸・睡眠・歩行・栄養、そして全身を一つとして整える施術など“他のケア”で緩和できる方法を見つけ、徐々に薬を減らす/弱めることがその後の身体には重要です(減薬は必ず主治医と相談)。


