自律神経と免疫力
① 自律神経と免疫の関係
自律神経が心臓・呼吸・血管・体温などを自動で調節していますが、その働きは免疫システムとも深く関わっています。特に腸内環境は免疫を強化する上でかなり重要で腸の硬さや動きが悪いと免疫力も低下します。免疫力は外から侵入したウイルスや細菌と戦う防御システムですが、病気にかかることは必ずしも悪いことではなく、感染や発熱を経験することで免疫記憶を得てまた病気にかかる時に力を発揮してくれます。

② 薬の使い方と免疫低下のリスク
熱をすぐに下げる薬や咳止め、痛み止めなどを長期的に使い続けると、免疫システム本来の働きが抑えられ、機能しづらくなる場合があります。症状を和らげる薬は大切ですが、「使い方のバランス」が重要です。薬で症状を抑えるだけでなく、風邪などにかかり熱や咳を出す、ことで身体は自分の力を強化しています。

③ 熱中症と自律神経の関わり・対策
熱中症は、自律神経による体温調節がうまく働かない状態で起こります。単なる暑さのせいではなく、高齢になると喉の渇きや体温調節機能が鈍くなります。若い女性でも冷房の効いた部屋に長時間いることで同様の不調が出ることがあります。対策は、日光を浴びる時間を確保し、屋外活動を適度に取り入れること。コーヒーや緑茶は水分としてカウントせず、こまめに水や麦茶を補給。汗が引かない場合はぬるめのシャワーで体をクールダウンさせましょう。


