症状が良くなる回復曲線
① 症状によって回復曲線が違う
回復は一直線ではありません。急性痛は“急降下して緩やかに尾を引く”型、慢性症状は“上がったり下がったりのジグザグ”型、自律神経の不調は“波のような日内・日間変動”型になりやすい。良い日と悪い日、停滞期(プラトー)は反応として悪いものではなく通常です。この過程はその後の体調を見る上でとても重要になります。

② ①急な痛み/②慢性的な症状/③自律神経の症状
**急性(例:ぎっくり腰)**は炎症と保護収縮が主。無理を避けつつ、呼吸と骨盤・胸郭の可動をやさしく回復すると早く落ち着きます。
**慢性(慢性腰痛・不定愁訴)**は睡眠負債・負荷の偏り・思考ストレスが絡み、ジグザグ回復に。歩行、軽い負荷、生活リズムの再構築が軸。
**自律神経(耳鳴り・めまい等)**は呼吸の浅さや循環の滞りが影響。朝の光、長く吐く呼吸、刺激を抑えた全身調整が有効です。

③ ①と③は「上書き」が鍵
身体の歪み(胸郭・横隔膜・骨盤・足部の連動不全)と、痛みに過敏な思考のクセ(ゼロか100か、先回り不安)を感覚学習で上書きしていきます。オステオパシーは全身を一つとして評価し、ソフトな刺激で循環と神経の通り道を整えることで“効きやすい身体”を育てます。家では「吸う4・吐く8の呼吸」「20分のやさしい歩行」「睡眠同時刻化」を淡々と。小さな波を許容しつつ、曲線全体が右肩上がりになる設計で進みましょう。


